みなさん、こんにちは。
みなさん、こんにちは。経営フォーラム21理事の小林勇一です。
今年の甲子園は新潟産業大学付属高校の活躍に夢中になりました。みなさんもスコアボードに釘付けになりませんでしたか?
経営者として釘付けになってほしいスコアボードといえば、決算書!
当会の8月例会『勝ち残る企業の決算書活用術』が開催されました。
講師はIPC財団ビジネス支援センター プロジェクトマネージャーの春川英広様です。
昨年、春川様に講師を務めていただいた例会『感覚的に理解する決算書の見方~超入門編~』が大変好評でした。
今回の例会は超入門編から続きということで、一歩進んだ内容となりました。
<私が決算書への認識を深めた3つの事>
① 難しい表現をしない決算書!
② 自分の事として決算書を見てしまうクイズ!
③ 勝ち残る企業の数字の裏側を見抜け!
① 難しい表現をしない決算書!
「シンプルに面白く」
決算書を学ぼうとする時、数字の羅列や、専門用語に気後れをしてしまいがちです。
しかし、今回の例会では、その心配は無用でした。
難しい表現をしなくても、決算書を学べるのです!
損益計算書と貸借対照表を、シンプルに一言で表現。
数字の動きは、図解でビジュアル的に表現。
まずは、頭の中にスッと決算書のイメージが入ってきました。
そして、少し深く決算書に潜っていくことになります。
② 自分の事として決算書を見てしまうクイズ!
本当に自分の事として決算書を見てしまう、魔性のクイズ…
詳しい内容を知りたい方は、春川様の講座を受けてみましょう!
(またフォーラムの例会であるかもしれません!?)
このクイズには正解はありません。
どうのような事を考えたのかが、キーポイントなのです。
フォーラムメンバーからは、様々な意見がでましたが、一様に資産・負債を把握するための質問を考えていました。
さて、資産と負債を把握するには、何を見れば良いのでしょうか?
そうです、貸借対照表ですね。
いつもの勉強会では、貸借対照表を見ても「預金あるな~」「長期借入金やばいな~」といった感想が、多いのではないでしょうか?
このクイズを受けてから、貸借対照表を見ると「借入金の内容は?」「借入金の返済には預金を使うのがいいのかな?もしくは、土地の売却を考えたほうがいいのかな?」など、具体的な内容に変わります。
自分の事として決算書を見る!
自然と数字の内容と、動きを考えるようになりました。
③ 勝ち残る企業の数字の裏側を見抜け!
数字目標を達成するためには、経営計画を立て、行動することがとても重要!
実在する企業様の経営計画を例に、解説をしていただきました。
その中で、注目した部分は“モノの見方・切り取り方を変えたこと”です。
お客様の単位は“人”なのか“世帯”なのか。
宣伝で重要なのは“対象人数”なのか“回数”なのか。
など、モノの見方・切り取り方をちょっと変えたことで、業績が大きく伸びたそうです。
視点を変えて業務に取り組み、何か変化をおこしたいですね!
シンプルだからこそ「こうしよう!」「こう考えよう!」と、ハッキリと意識できた例会でした。
春川様、大変ありがとうございました。
今回の報告はここまでとなります。
次回は、今回の例会に対する、経営フォーラム21会員の感想について、お伝えいたします。
公開の予定は、8月29日12:00を予定しております。
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