【柏崎フォーラム・防災講座】
【柏崎フォーラム・防災講座】
いま私たち中学生にできること「防災は、自分たちの未来を考えること」に講師として出向いてきました。
比角地区子ども育成会、よろんごの木、青少年健全育成市民会議のみなさんと、中学生向けに防災講座を実施しました。
地域主導で防災教育を展開していますが、徐々に地元中学校との連携も取れてきました。今回は、前回比角コミセンでのシンポジウムに引き続き、生徒会の皆さんと、中学生ができることを考えてみました。
最初は、ペーパータワーを行いました。(写真は、ペーパータワーで、盛り上がっている様子です)
ペーパータワーは、チームビルディングの際に用いられることが多いワークショップです。大人対中学生の対決となりました。
一回目は、作戦会議や役割分担がうまくいった中学生が勝ち、二回目は本気になった大人チームと、そのプレッシャーに押された中学生が負けました。市コアは1対1のドローでした。うまくいったことと、行かなかったこともチーム内で話し合ってもらい、役割分担や、打ち合わせなどチームにとって必要なことを考えてもらうことから本日スタートしました。
その後、簡易版のHUG(避難所運営ゲーム)を行いました。避難所となった中学校で実際に起こりそうな設問を用意しました。
この問題を通じて、中学生ならではの、中学生でしたできないような答えがいくつも出てきました。例えば情報取集に、技術で作ったラジオを使うとか、調理に家庭科室を使うなどなど。質問の内容によっては、子どもたちだけではもちろん対応できない内容もあります。ですが、大人子どもの隔てなくみんなで対応することで乗り切られることがあると気が付いてもらえたと思います。
そしてなにより大人たちの中学生に対する期待が大きいことが伝わったかなと思います。また自分事として考えることで、主体的に地域で活躍する場があることにも気が付いてもらえたと思います。
参加いただいた大人のみなさんも、人任せにせず改めて子どもたちの規範になるような生活を心がけていただきたいと思います。子どもたちは、大人の”せなか”を見ていますから。
「自分を救える人が誰かも救える人」まずは、自分の身の回りの安全から考えてほしいと投げかけて終了しました。
次年度も、継続的に地域と中学生をつなぐ防災教育を展開していきたいと考えています。
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