本日、6月16日、柏崎市は14日から始まった「えんま市」の最終日で賑わっています。

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本日、6月16日、柏崎市は14日から始まった「えんま市」の最終日で賑わっています。


本日、6月16日、柏崎市は14日から始まった「えんま市」の最終日で賑わっています。
えんま市というと子供から大人まで気持ちの浮き立つ行事で、その昔はえんま市に合わせて学校も振替休日を作るほどの一大イベントでした。

そして、52年前の昭和39年6月16日の昼過ぎ。
当時5才の私は、学校から早く帰ってきた姉が町内の商店にお使いに行くのを早足で追いかけていましたが…13時2分、突然、歩けなくなって道にしゃがみ込みました。

新潟地震です。

私の前を歩いていた姉が、私に駆け寄り、商店は目の前なのにお使いもせず、一緒に家に戻りました。その後、母親たちが海の水が物凄く引いたと話していました。海水が一気に引いて、取り残された魚を拾う人がいた、と。子供の私はそれが楽しいことのように、浜でピチピチはねている魚を手づかみしている自分を想像しました。

この話の真相は分かりません。
もしかしたら魚は本当に取り残されていて、「拾いたいほどだった」と話していたのかもしれません。ただ…今、言えることは、絶対に海岸へ行ってはいけないという事。

新潟地震では地震発生から15分後に津波が襲来し、信濃川沿いが浸水。15297棟が浸水しています。
まちからのエントランスホールにある新潟地震で入ったと言われているヒビを見ながら、遠い昔、最近の自分、色々な日々に思いを馳せた私。

そして、今日、えんま市に来て、休憩に寄って下さった半田コミセンの方のお1人が、地下で中越沖地震の映像を観ている時に「あ、今日は新潟地震の日だ!」と声を出しました。

その方は新潟地震の時、生後4か月だったので地震のことは全く分からないけれど、お母さんから地震の話をよく聞いていたそうです。
新潟地震の日に、中越沖地震メモリアルまちからに来たことも不思議だと言われていました。

エントランスホールのヒビを見ながら、みなさんそれそれに自分の想いを話されていました。
えんま市を楽しみつつも、日ごろの備えも忘れずに…!

中越沖地震メモリアル スタッフR

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