<まちからの100人>9人目です。

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<まちからの100人>9人目です。


<まちからの100人>9人目です。
金井敬子さんです。

大規模盛土造成地滑動崩落防止事業をしっていますか?

だいきぼもりどぞうせいちかつどうほうらくぼうしじぎょう と読みます。
ちょっとした早口言葉のようなこの事業を全国で初めて災害復旧に活用したのが、金井さんがお住まいになっている山本団地です。

クリーンセンターの煙突が折れてしまったことが、記憶に残る人も多いかと思いますが、そのクリーンセンターにほど近い場所にあります。

住宅は傾いても残っているのに、宅地が地割れを起こして住めないような状況だったとのこと。土地に赤紙が張られました。

それでも、金井さんたちは、ここに住み続けたいと考え、住民と手を取り合い、国、県、市と話し合いを重ねて、この事業を活用して復旧を進めることになったそうです。

地域がばらばらにならずに、みんなで一緒になって取り組んだからこそ、生活を取り戻すことができたとのことでした。

済んでいる場所に対する愛着が、周りを動かした事例の一つで、日頃からの近所づきあいが、いざというときの大きな力になったことを教えてくださいました。

柏崎でよく聞く言葉は、日頃の地域づくりがいざというときの力になると言う事。
挨拶から、いざというときの防災は始まっています。

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