大洲地区振興会から熊本へ
大洲地区振興会から熊本へ
先日、大洲地区振興会(コミセン)から、熊本の被災地に対して、100万円が寄付されました。(柏崎日報様より)
中越沖地震当時、全国の支援によって立ち上がることができた柏崎から、今度はご恩返しとして寄付されたそうです。
東日本の時も、長野県北部地震の際にも地域の積み立てから寄付されたそうです。
大洲地区というと、番神や赤坂山といった観光のポイントもある場所で、地震直後には、ブルーシートで覆われた印象的な映像を中越沖地震シアターでも、ご覧いただいている場所です。
「この未曽有の大震災の記録を後世に正しく伝えるために、それも公文書ではなく、地域の人たちが身をもって体験したことを伝えるには活字にしておくことが適切ではないか」と考えられて、冊子「私は忘れないー中越沖地震大洲地区震災体験文集ー」を作られています。
冊子には、大人だけでなく小学2年生も投稿しています。原稿は、地震発生から一年後に集められていて、当時を思い出しながら、怖かった思い出や、感謝の気持ち、地域を思う心が書かれています。世代を問わず、地域の記録を残すことは大切なことだと思います。大洲地区の取り組みは、地域づくりのヒントとなるべきことが多くあるように思っています。
この冊子は、中越沖地震情報ルームではもちろん、柏崎市立図書館「ソフィアセンター」でもご覧いただくことができます。
災害への関心が高まっている今こそ、いざという時の備えを考えたいですね。
コメントを投稿