被災者支援台帳による生活再建システムについて
被災者支援台帳による生活再建システムについて
中越沖地震を受けた柏崎市では、中越地震の被害を受けて間もないこともあり、経験が薄れる前に対応することもできたのですが、立て続けに起こった災害への対応策として、全国初の取り組みもいつくかありました。
その一つが、被災者支援台帳による生活再建システムの運用があげられます。
この台帳ですが、被災者のカルテというと、少し乱暴かもしれませんが、罹災証明を円滑に発行するため、また手の行き届かない被災者が出ないように、新潟大学と京都大学などで開発されたシステムです。
このシステムの導入で、被災者をある意味で可視化することができ、円滑な対応と、支援の漏れを少なくすることができ、その後の生活再建にむけた対応もスムーズになったと聞いています。
東日本の被災地でもこのシステムが導入されて機能したという風に聞いています。システムを使った経験をもつ、柏崎市の職員さんが、新潟県の要請をうけて、4月末から熊本に派遣されていました。
実際に現場を歩くと、柏崎での状況と熊本での状況は違うとのことですが、役に立つ情報と経験はあるはずです。
被災を経験した柏崎としても、これらの経験と教訓を次に伝えることが、被災地責任とも考えられます。
まちからにも、これら経験と教訓を伝えるために、情報を整理して、提供できるように日々活動を続けています。
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