2月6日から8日にかけて、連合東京雪国ボランティアが開催されます。
2月6日から8日にかけて、連合東京雪国ボランティアが開催されます。
1日目にかんじき作りを行い、2日目に作ったかんじきを履いて、各集落の雪掘りをする…という流れですが、このかんじきの竹枠、80組分を田代集落の若月栄一さん、15組を荻ノ島集落の重野好正さんが作りました。
雪が降る前の11月頃に山へ竹を採りに行き、雪が降ると竹を曲げる作業に入ります。
この時、茹でたり、熱したりせず、自らの手や足を使って竹を曲げます。これがかなりの力作業!
栄一さんの話だと、3~4年目の竹が、ある程度曲げやすくて丈夫だそう。なので竹を採る時は3~4年目の竹を素早く見極めて切る!これも経験が積まれた技です…!
曲げた竹は薪ストーブの上で乾燥させ、あとは針金で固定させて完成。ここまでの工程で、割れてしまうものもあり、竹を採る時はいくらか余裕を持って採ってこないといけません。(80組作りたいのだとすれば、例えば200本くらいとか!)
たった1足分でも、長い時間と経験、想いが積み重なって出来たかんじき。だからこそ丈夫で長持ち。高柳のかんじきを手にした時は、ぜひそんな背景を思い描いてみてください。あったかい想いがきっと伝わってくるはずです。
(Miyazaki)
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