【まちからの100人〜復興まちづくりの柏崎から伝えたいこと〜】
【まちからの100人〜復興まちづくりの柏崎から伝えたいこと〜】
『この集落を100年先まで存続させる』ひゃくいちねん会 矢島衛さん
南鯖石地区石曽根にある小清水集落は、29世帯の小さな集落です。東京生まれ東京育ちの矢島衛さんは、大学の卒業研究の際に母親の故郷である小清水集落の現状を目の当たりにしました。このままでは集落がなくなってしまうかもしれない。そんな状況をなんとかしたい。
大学卒業と同時に小清水集落にIターンした矢島さん。今ではこの「孫が帰ってくるという現象」を孫ターンと呼んでいますが、矢島さんはその先駆けです。最初は、なにからはじめたらいいのかわからなかった矢島さんですが、「集落を100年後も存続させること」という明確なミッションが出来たことで、ひゃくいちねん会という団体を発足。集落でイベントを開催したり、移動式ピザ窯「ウチコヤ」によるPR活動もスタートさせました。
今年の10月には、集落住民の憩いの場であり、集落の魅力を外部の人々に発信する拠点として「EALY CAFE(イーリーカフェ)」をOPENさせ、集落の維持発展のための活動を精力的に行なっています。
※10〜11月館内にて展示していた「まちからの100人」から掲載しています。
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