昨日、上越中越地域の新潟県文化財保護指導委員及び市町村文化財担当職員の研修会がまちからで開催されました。

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昨日、上越中越地域の新潟県文化財保護指導委員及び市町村文化財担当職員の研修会がまちからで開催されました。


昨日、上越中越地域の新潟県文化財保護指導委員及び市町村文化財担当職員の研修会がまちからで開催されました。

講師は当時、喬柏園を担当された柏崎市学芸員の高橋さんが修理の方針等をご説明いただきました。

一年前を振り返りながら、思い出していたのですが、文化財である建物を展示室として使用するには、いくつかの苦労もありました。
例えば、狭い地下室を展示室にするには、音響の問題、湿度の問題、建物の価値を失わないように手を加え、いざとなればもとの姿に復することができるようになどなど、問題点をあげたならオープンできるのだろうかと思ってしまうくらいでした。

それでも、こうやって文化財の活用事例として専門の方々に説明できることは大変にうれしいことです。

災害がひとたび起これば、歴史の証人となる文化財といったものが失われていきます。町によっては記憶喪失を起こしてしまい、自分たちの町を取り戻せなくなる恐れもあります。
そういう意味で、文化財を担当されるみなさんは、命だけでなく、地域の未来のために歴史を守っていかなくてはいけません。いざというときには、その先頭に立って歴史を守らなければいけない人たちです。

歴史を守るということは、災害対応に結びつかないとお考えの方が多いと思います。じつはまちを復興させるにあたって非常に大事な役割をもっているということを、ぜひ皆さんにも知っていただきたいと思います。

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